お知らせ

第27回新潟薬剤師研修会開催

勉強会・学会・学術活動

6月25日(日)に新潟ユニゾンプラザにて第27回新潟薬剤師研修会が行われました。

今回のテーマは「薬歴の書き方」についてです。
薬歴というのは医師におけるカルテのようなものです。

実はお薬をお渡しする際に、患者様の状態やどのような説明を行ったかなどを薬剤師は記録しています。
記録を残すことでどういった経緯を辿っているのかもわかり、患者様の治療を手助けすることができます。

また、我々は保険医療機関ですので患者様や保険者からお金をいただいています。
その際に「こういった行為や説明をしたので請求します」という裏付けとしても、薬歴は重要になってきます。

今回は改めて薬歴の重要な項目や必須の項目について学びました。
そのうえで、グループごとに話し合いながら模擬患者の薬歴を書いてみました。
その薬歴を全グループで発表しながらさらに磨いていきました。
薬歴をどのように書けばいいか、基礎的な部分から改めて学ぶことができました。

また、他の薬剤師と意見を交わすことで、同じ症例でも別の着眼点を学ぶことができました。

最後に、製薬会社の方から薬についての説明も行われました。
今回は基本的な業務を定期的に見直すことの重要さを感じる内容でした。

研修会で学んだことを生かして業務にあたりたいと思います。

 

とやの網川原薬局土田先生からのレポートでした。